クラシック音楽を大人になって聴いて

クラシック音楽を大人になって聴いて

私は小さい頃から20年近くずっとピアノを習っていました。
と言っても大きなコンクールで入賞したとかではなくて、
中学校とか高校の合唱コンクールで伴奏をしたとかそれだけで大学も普通の文学部へ進みました。
ピアノの他にも親から言われて、5〜6個位の習い事をしていて、
正直ピアノの練習曲やクラシック音楽なんて興味もなくてアニメとかゲームとか、
アイドルの歌とかの曲を弾きたくて嫌々やっていました。

 

昔はアイドルの歌やアニメの歌なんかが大好きで(今もそれらはこっそり楽しんでいますが)、
言葉、つまり歌詞のない音楽なんて何が良いのか分からなかったんです。
昔から言葉に酷く執着していた私は、本が好きで活字中毒だったのもあって見える形の言葉から、
励ましであったり何か力を貰っていたように思えます。

でも今28歳になって、子供も出来て忙しない日常の中でふと聴くと、涙が出そうな位に癒されました。

 

音で悲しみや喜びを表現しているってことに、どうして今までちゃんと分かっていなかったんだろうと思います。
音が言葉を持つ、物語を持つってことが最近になってやっと分かる様になりました。

 

ピアノ教室の先生が、『もっと優しく』『楽しそうに弾いて』
と注意する度に反発していたあの頃の自分に教えてやりたいです。

自分の指から、色々な感情の表現が飛び出していくことがどれ程素晴らしいことなのか。

 

幼い頃目にしていた色々なものの価値に気付くことって、多いんでしょうね。
また20年後40代になっている自分が後悔しないように、
今を大事に色んなことを見詰め直して行こうとおもいました。